何気ない自然の美しさと生活のひとこまを、ま~ったりと愛でるブログ

東京都足立区キリスト教の教会Sail of the Lord Church (セイルオブザロードチャーチ) に通うクリスチャンホームのお父さんです。神様がお創りになった美しく素敵な自然と生活のひとコマを、まったり愛でるブログです(^^)/

斜め上をいく神様です!😃

おはようございます!月村です!

「失意の雨天ノーゲーム」シリーズ第4回です。

彼らが、あの日の無念を晴らした年は、

後年プロで伝説となるスターの卵たちが

覇を競い合った歴史的な大会でした。

ダルビッシュ有投手もその一人。

でも、その年に優勝したチームには、

後年プロ野球に進む選手はいませんでした。

そんな雑草軍団が頂点に立ったのです。

※今回はかなりマニアックな内容です(笑)

 

⁂ ⁂ ⁂ ⁂

 

2戦目(3回戦)は、

3年前の夏の甲子園

猛打で制した日大三高

その年も打力は健在で、

前の試合では、現在大リーグで活躍している、

前田健太投手を打ち崩しています。

そんな強敵に対し、

我らが駒大苫小牧ナインは、

リベンジの苦しみから解放されたゆえか、

臆することなく打ち合いに挑み、

堂々と打ち勝ってしまったのです。

これには驚きました。

 

準々決勝の相手は、

6年前に春夏連覇を達成し、

毎年のようにプロ野球選手を輩出する、

ガチの名門、横浜高校

相手先発は、前の試合まで、

3試合連続2桁奪三振涌井秀章投手。(※2)

現在プロ通算150勝しているスターの卵。

3番打者の石川雄洋選手(※3)も、

後に我が愛するベイスターズで、

1000本安打を達成した名選手です。

戦前の予想は圧倒的に不利。

私も、さすがに厳しかろうと思いました。

しかし!!!

勢いに乗った雑草軍団は止まりません。

何と何と!18安打の猛攻で、

真っ向から粉砕してしまいました。

この試合で、

5打数5安打と大爆発し、

当時史上5人目となる

サイクルヒットを達成したのは、

かつて、再試合で敗戦した後、

ベンチで先輩の絶叫を聞いていた、

あの1年生選手でした。

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次の準決勝も猛打で打ち勝ち、

アッと驚く3連勝で、

ついに決勝まで上り詰めました。

対戦相手は、

あのダルビッシュ投手をして、

「スイングが違う」と言わしめ、

センバツを制した済美高校。

春夏連覇を狙う強敵です。

エースの福井優也投手と

4番の鵜久森淳志選手も、

後にプロに進んでいます。

2回までに4点リードを奪われ、

やっぱり強いなーここまでかーと

諦めムードで見てましたが・・・

彼らは恐れることなく、

守勢に回ることなく、

反撃に転じます。

打って、打って、打って、

瞬く間に逆転すると、

また打たれて逆転されても、

また打って逆転して、

壮絶な打ち合いを展開し、

最後には、

相手を1本上回る

20安打を放ち、

何と何と!!

優勝してしまったのです!!!

 

 駒大苫小牧13-10済美

 

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前年の経緯を知っていた私は、

神様の目にも麗しいチームが、

どんな戦いをするのか、

1試合目から注目し、

密かに応援してました。

でも!

さすがにこの展開は、

想像もしていませんでした。

 

なにしろ、

深紅の大優勝旗が、

津軽海峡を越えたのは、

史上初の快挙!

それどころか、

春夏通じて、

東北以北のチームが、

甲子園で優勝したのも、

史上初だったのです!

 

神様の祝福は、

私たちの想像をはるかに超えて、

斜め上を行くもの、

とは聞いていましたが。

そうは知っていても、

ここまでか!

と只々感嘆するしか

ありませんでした。

神様、チョースゴイ!

 

ちなみに、

「チーム通算打率 .448」と

「5番糸賀選手の通算打率 .700」

の2つの記録は、

ベスト4以上に進んだチームの

大会最高打率で、

2021年現在も

破られていません。

優勝というごほうびの、

壮大なおまけ・・・ですかね😃

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失意のあとに、

栄光が待っている。

無念なことがあっても、

不満を漏らさず、

誰かを恨まず、

それをバネにして、

ひたすら研鑽し、

鍛錬することで、

失ったものを取り戻し、

時には、

もっとすごい祝福を、

もらうことだってある。

 

第86回全国高校野球選手権大会

優勝校、駒大苫小牧高校。

彼らが、それを、

見事に示してくれました。

私にとっては忘れらない、

甲子園の思い出です。

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実はまだ、続きがあります😃

(ながい・・・汗)