「サッカー人生」という名のプレゼント(2)
おはようございます! 月村です!
私がサッカーをやるようになった経緯を証する第2弾です。
お付き合い頂ければ幸いです!
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(前回のおさらい)
小学校卒業間際のある日。
球技クラブの仲間4人が集まりました。
そのうちの一人が熱く語りかけ、右手を差し出しました。
「中学に行っても、サッカーを続けような!」
その子は、普段から、
熱いタイプじゃなかったはずなのです。
私は心の中で首を傾げていました。
「ぼくたち、そんなにサッカーしたっけ?」
手を重ねている彼らと、熱くサッカーをやった記憶がなくて、
一瞬、ポカンとしてしまいました。
ところが・・・
私以外の2人も、間髪入れずに、
躊躇うことなく手を出して、右手を重ねたのです。
もしかして、そう思ってたの僕だけ?!
僕って、めちゃくちゃ薄情?!
4年生から入れる球技クラブでは、
ソフトボールとか、別の競技もしていました。
6年生の時に、サッカークラブとして独立しましたが、
熱心に活動した記憶がありませんでした。
当時は、他の学校で、
ゴールが倒れて子供が亡くなる事件があったりして、
子どもだけでサッカーをさせてもらえませんでした。
練習もほとんどなく、体外試合は確か1試合だけ。
ただ蹴り合っただけで、0対1で負けました。
サッカーを教えるコーチなんていない時代でした。
将来を誓い合うような熱さは、なかったはずです。
私個人は、よく、ひとりでリフティングをして楽しんでました。
はじめはどんなにやっても3回しかできなかったのが、
10回はいけるようになったのが嬉しくて。
サッカー自体はそれなりに好きだったと思います。
とはいえ、誓い合うほどのことはしてなかったはずなのに、
3人の手が熱く重なっているから、
一瞬、ポカンとした私でしたが、
次の瞬間、
当然のように、
ずっと前から決めていたかのように、
彼らの手の上に、自分の手を置いてました!
主体性? 知りません。そんな言葉。子供でしたし。
きっと、聖霊が降ったんだと思います。
ハレルヤ!
(挿絵は最近撮った写真で意味はありません・・・笑)
つづく