何気ない自然の美しさと生活のひとこまを、ま~ったりと愛でるブログ

東京都足立区キリスト教の教会Sail of the Lord Church (セイルオブザロードチャーチ) に通うクリスチャンホームのお父さんです。神様がお創りになった美しく素敵な自然と生活のひとコマを、まったり愛でるブログです(^^)/

天を恨まず、口を慎む

おはようございます!月村です!

ハラハラしていましたが、

勝っている試合がノーゲームになった

ノースアジア大明桜高は、

再試合に勝利できたようです。

ホッとしました!

相手チームは

負けて残念でしたが、

途中までリードするなど、

良い試合ができたようで、

それもよかったです。

 

でも、いつもこんなふうに、

予定調和的な結果になるとは

限りません。

昨日の投稿の続きです。

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⁂ ⁂ ⁂ ⁂

 

甲子園での初勝利を

目前で逃したチームは、

雪国の高校でした。

当時の監督さんは、

8年前に就任しましたが、

当時は覇気もなく、

他の生徒からも軽んじられ、

部員数も少なく、

ひ弱だったそうです。

でも、前職で、

無名の公立校のコーチとして

全国制覇を成し遂げた経験から、

この雪国のチームでも

できないはずはないと

鍛え始めたそうです。

 

「恵まれた地域のチームに負けない。
 絶対に言い訳をしない

 

という強い気持ちを

子供たちを植え付けたそうです。

だからでしょうか。

ノーゲームが決まった後、

選手たちは口々に

前向きな発言をしたそうです。


「2試合やれるんだから!」
「気持ちを切り替えて!」

 

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再試合で負けた後も、

恨みがましい言葉を

口にすることは

ありませんでした。

監督さんの、

言い訳をしない!という

指導があったから、

選手たちは、

言い訳を口に

しなかったのかもしれません。

 

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そうはいっても、

多感な高校生です。

ベンチ裏では、やはり、

行き場のない悔しさが

渦巻いていたようです。

ある2年生選手は、後日、

こう述懐していました。

 

⁂ ⁂ ⁂ ⁂

 

「天は相手に味方したのか?」
「いや、これが我々の実力なのだ!」
何度も自分に言い聞かせながら、それでも天を恨む気持ちが拭い切れない。この時、自分の心の弱さをつくづく痛感しました。

⁂ ⁂ ⁂ ⁂

 

ベンチ入りしていた、

ある1年生選手は、

3年生選手の一人が、

嗚咽しながら、

こう絶叫するのを

聞いたそうです。

 

「絶対また甲子園に来て、
 俺たちのかたきをとってくれ!」

 

彼だけでなく、

翌年の主力となる

2年生選手たちはみな、

聞いていました。

そして、その無念を、

心に留めたのです。

 

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同校の練習は、

あまりにもハードで、

逃げ出す部員がいるほど。

それが再試合の敗退以降、

更に厳しくなりました。

でも、先輩たちの

無念を受け継いだ彼らは、

どんなに苦しい練習にも、

弱音を吐かず、

逃げ出さなかっただろうなと

思いを馳せています。

 

 

無念な思いは心を蝕む。

過酷な練習こそが、

心の平安だったことでしょう。

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無念さを、悔しさを、

本当に克服するには、

誰かを恨んでも意味はなく、

その現実を受け容れ、

その想いを静かに天に告げ、

打ち勝つ力を切実に願い、

その願いを叶えるために、

研鑽し、鍛錬する。

その労苦だけが、

栄光の道を照らすのです。

 

 

聖書に出て来る、

神様から遣わされた

指導者たちは、

みな、そのように、

栄光の道を行きました。

 

勝利目前でノーゲーム。

再試合で無念の敗退。

天を恨まず、

口を慎み、

静かに、

リベンジの決意を固め、

過酷な練習を

率先して受け容れた。

 

そんな彼らに対し、

どのように神様は、

お応えになったのでしょうか?

 

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つづく